【川崎院】9/28(土)NHKすくすく子育て出演🌸馬場直子医師 「皮膚科40年、アトピーから巻き爪まで」



NHK「すくすく子育て」(Eテレ)9/28お昼0:30〜出演![決定版!赤ちゃんのスキンケア]

※10/3(木)午前11:20~11:50再放送も!

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【プロフィール】
1983年滋賀医科大学卒業後、横浜市立大学皮膚科講師を経て、1994年神奈川県立こども医療センター皮膚科医長、 2002年より神奈川県立こども医療センター皮膚科部長(2024年より非常勤)。横浜市立大学皮膚科臨床教授を兼務。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本小児皮膚科学会運営委員,同学校保健委員会委員、同雑誌編集委員会委員、日本臨床皮膚科医会会員、日本皮膚免疫アレルギー学会会員。特に血管腫、母斑をはじめとする先天性皮膚疾患及びアトピー性皮膚炎を専門としています。



皮膚科40年、新天地で赤ちゃんからご高齢患者まで


大学卒業後10年間は、おとなの皮膚科診療に専念していました。横浜市立大学でリンフォーマやメラノーマなど悪性腫瘍について研究を行い、学位をいただきました。その後、神奈川県立こども医療センターに移り、一人医長から30年、お子さんたちの皮膚を診つづけてきました。

今回、谷本理事長と共通の知り合いを通してナビタスクリニックの紹介を受け、一念発起してこども医療センターからクリニックへ移ってきました(今も子ども医療センターでの診療も、横浜市立大学での講義も続けています)。

おとなからお子さんまで、あらゆる世代の方々の皮膚科治療を一手に引き受けることとなりました。まさに新天地です。これまでは、付き添いのお母さんから皮膚の不調のご相談を受けても、診療することはできませんでした。それが今では、赤ちゃんからおじいちゃん・おばあちゃんまで、ご家族で診させていただいています。


重症アトピーに新薬「生まれて初めてかゆみのない人生」


これまでは、血管腫やレーザー治療など、難しい治療も多くこなしてきましたが、クリニックにはもっと身近な皮膚疾患の患者さまが多くおいでになります。ただ、“身近”というのは決して軽症だとか、簡単だとかいうことではありません。

先日は、おとなのアトピーの患者さまが受診されました。「物心ついてからずっとかゆみと共に生きてきました」とおっしゃっていました。

アトピーの患者さまの8割は、適切なスキンケアと外用薬で大きく改善します。ご本人はちゃんと対処しているつもりでも、実は薬の塗り方が足りていない、という方が多いのです。

一方で、2割程度、外用薬等では治しきれない方もいらっしゃいます。その方もそのパターンのようです。そこで新薬(抗体医薬)をご案内しました。月に1〜2回の注射で、驚くほど良くなるのです。

やはり効果てきめん、「生まれて初めて、かゆみのない人生です」と感動されていました。


アトピー新薬について① 外部サイト:サノフィ


アトピー新薬について② 外部サイト:マルホ


巻き爪治療はじめました。お悩みの多さを実感


もう一つ、クリニックで診療を始めて、巻き爪に悩んでおられる患者さまの多さに驚きました。巻き爪と陥入爪を混同される方が多いのですが、巻き爪は爪が曲がって丸くなる状態です。 陥入爪は、爪の側縁が周囲の皮膚組織に食い込んで炎症を起こして赤く腫れ、痛みを伴うものです。両方を合併することもあります。

痛みを伴ったり、ストッキングがひっかかったり、見た目が良くなかったり・・・お悩みは様々です。そこで、塗り薬で爪を柔らかくし、ワイヤーで固定することで、手術のいらない矯正治療を始めています。

もともと巻き爪は、歩き方が原因の方が多いようです。つまり、加齢に伴って、歩く際に足の親指に体重を乗せてしっかり踏み込まなくなっていると、地面側からの爪への圧力も小さくなってしまうのです。治した後に再発しないよう、指導も併せて行います。


巻き爪治療についてはこちら(外部サイト:マルホ)


新しい治療をこれからも取り入れていきます


アトピーは保険診療で、神奈川県在住の中学生以下のお子さんは費用負担がありません。高校生以上では3割ですが、それでも高額ですね。新しい巻き爪治療(巻き爪マイスター+リネイルゲル)も、自費診療です。ただ、患者さんによっては高額医療費制度の対象となります。何より、長年の悩みが苦痛なく解消された、と大変好評いただいています。


特にアトピー注射は、今は生後6カ月以上の小児でも使えるようになりました。そのおかげで、これまで外用薬だけでは十分コントロールできなかった重症なアトピーのお子さんでも管理はとても楽になり、本人も辛さから解放されるはずです。

これからも、様々な年齢層の皮膚のお悩みに向き合い、新しい治療も取り入れていきたいと考えています。お子さんの付き添いなどご家族で受診された際にも、ぜひ自身の小さなお悩みやご要望等、お聞かせください。お力になれればと思います。

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