COLUMN3
企業が従業員を海外渡航・海外赴任させる場合、様々な健康問題に気をつける必要があります。たとえば、気候の変化によって生じる疾病、発展途上国などに多い感染症、労働者自身の生活習慣病やメンタルヘルスといった問題です。
海外に社員を派遣している企業は、こうした問題に対処するために、「渡航前」「現地滞在中」「帰国後」と3つのタイミングで健康対策を行わなければなりません。そこで今回は、新宿で渡航前健康診断や予防接種を実施するナビタスクリニックが、渡航前~帰国後それぞれのタイミングごとに、適切な健康管理対策法を解説していきます。
この先、社員を海外へ派遣させる予定があるという新宿の企業様は、ぜひ参考にしてください。
企業が従業員を海外渡航・海外赴任させる際には、まず渡航前の健康管理から行っていきます。この渡航前の健康管理対策がもっとも重要となるため、事業主の方はしっかりと覚えておくようにしてください。
まずは海外渡航させる派遣者を選んでいきます。
派遣者を選ぶ時は、定期健康診断の結果などを参考に健康な人に海外赴任を任せるようにしましょう。適切な派遣者が高齢者しかいないというケースでは、現地の医療機関などをしっかりと検証したうえで、国内の担当医と相談しながら海外渡航の可否を決めてください。
海外赴任する派遣者に対しては、労働安全衛生法によって渡航前健康診断が義務づけられています。海外に6ヶ月以上滞在する社員に対しては、必ず渡航前と帰国後に健康診断を実施しておきましょう。
海外赴任先は日本とは環境がまったく異なるため、適切な健康指導が必須です。派遣者が慢性的な生活習慣病にかからないよう、食事や運動など複数の観点から健康指導を行います。
海外では感染症にかかる可能性も出てきます。そのため、海外渡航前にワクチンなどの予防接種を実施しておきましょう。赴任先によって感染症の種類も異なるため、渡航前健康診断を受ける担当医に相談しておくことをおすすめします。
派遣者が海外滞在中でも、健康管理対策は必要です。ただ、派遣者が海外渡航してしまった後では対処しづらいため、少なくとも国内にいる間に企業は次のような対策を行っておきましょう。
たとえ海外渡航前に適切な健康診断を受けていた場合でも、現地滞在中に思わぬ疾病になる恐れがあります。こうした不慮の病気を想定し、いつでも連絡がとれるように電子メールをつないでおきましょう。また、海外滞在中でも即座に応急処置ができるよう、医療機関情報の提供やホームドクターとの提携は欠かせません。
派遣者が帰国した後は、労働安全衛生法に準拠した健康診断を実施します。仮に、帰国後の派遣者の体調が悪く、発熱や下痢を繰り返すようだと感染症の危険性も考えられます。その際は、渡航前健康診断や予防接種を受けた診療所などで適切な治療を行ってください。
また、帰国したばかりで社内の就業環境に馴染めない労働者も少なくありません。企業は、帰国した労働者のメンタルヘルス支援や就業サポートなどを実施し、少しでも早く通常業務に戻れるよう補佐してあげてください。
企業が海外に労働者を派遣する場合、渡航前や現地滞在中、帰国後とそれぞれ健康管理対策が必要です。もし、渡航前健康診断や予防接種の方法が分からないという方は、ナビタスクリニックにお任せください。
ナビタスクリニックは新宿駅から徒歩3分圏内にあり、トラベルクリニックを実施しています。平日なら午後9時まで受け付け可能で、インターネットから予約もできるため、普段から忙しい会社員の方にもおすすめです。
新宿の近くにオフィスを構えている事業主の方、またはアクセスが便利な新宿駅近くで診療所を探している方は、ぜひナビタスクリニックにお越しください。
海外赴任に関する質問も承っていますので、まずはお気軽にお問い合わせページからご連絡いただければと思います。
法人名 | 医療法人社団 鉄医会 |
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診察科 | 内科・小児科・皮膚科・女性内科・貧血外来・トラベルクリニック |
診察時間 |
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休診日 | 年末年始 |
法人設立 | 2013年2月 |
理事長 | 久住 英二 |
住所 (新宿) |
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