COLUMN3
高齢者は、体力や免疫力が落ちているため、感染症にかかりやすいです。重症化するケースもあるため、感染症予防として予防接種をおすすめします。ここでは、川崎にお住まいの高齢者で予防接種を検討されている方向けに、インフルエンザ・成人用肺炎球菌ワクチンの予防接種についてご説明いたします。
インフルエンザは、毎年冬季などに流行します。インフルエンザウイルスは、タイプなどが変化しやすく、予防接種を受けても、インフルエンザへの感染や発症を完全に抑えることはできません。
しかし、重症化や合併症を抑える点で有効です。予防接種の効果は約5ヶ月間続くと言われています。対象者は、川崎市内在住で満65歳以上の人です。ただし、次のいずれかの条件に当てはまる場合は、接種日に満60歳~65歳未満の人も対象になります。
なお、接種は任意で行われるもので、法律上の義務ではありません。予防接種が受けられる場所は、川崎市予防接種個別協力医療機関で、市が指定した市内約600か所の医療機関です。保健福祉センター(保健所)では受けられません。
自己負担金(2,300円)は、接種を受けた医療機関に支払います。また、生活保護世帯に属する方や、市・県民税非課税世帯に属する方は、自己負担金が免除になります。最新の情報や詳細は、川崎市のホームページをご確認ください。上記以外の方は任意接種で接種できます。
肺炎は、様々な細菌やウイルスによって起こり、肺炎球菌という細菌による肺炎が最も多く見られます。成人用肺炎球菌ワクチンの予防接種で、感染や発症、重症化を抑えることができます。
対象者は、川崎市内在住で、毎年度3月31日において100歳以上の高齢者および、その年度に65・70・75・80・85・90・95・100歳になる人です。ただし、次のいずれかの条件に当てはまる場合は、接種日に満60歳~65歳未満の人も対象になります。
なお、接種は任意で行われるもので、法律上の義務ではありません。また、過去に23価肺炎球菌ワクチンの接種を受けたことがある方は、公費負担で受けられませんのでご注意ください。予防接種が受けられる場所は、川崎市予防接種個別協力医療機関で、市が指定した市内約500か所の医療機関です。
保健福祉センター(保健所)では受けられません。自己負担金(4,500円)は、接種を受けた医療機関に支払います。また、生活保護世帯に属する方や、市・県民税非課税世帯に属する方は、自己負担金が免除になります。最新の情報や詳細は、川崎市のホームページをご確認ください。
高齢者におすすめの定期の予防接種(川崎市)についてお伝えいたしました。インフルエンザ・成人用肺炎球菌ワクチンの予防接種の他、50歳以上には帯状疱疹ワクチンもおすすめします(自費)。
帯状疱疹は、体内の水痘・帯状疱疹ウイルスによる病気で、帯状に痛みや発疹が出ます。このウイルスは、主に子供の時は、みずぼうそうを発症します。そしてみずぼうそうが治っても、実はウイルスは体内に潜んでいます。
多くの人は、身体の免疫力によってその活動が抑えられており、特に症状はありません。しかし、ストレスや加齢などにより免疫力が低下すると、ウイルスが活発化し、帯状疱疹を発症するのです。高齢者の場合、帯状疱疹が治った後も「帯状疱疹後神経痛」として残るケースもあります。川崎でインフルエンザ・成人用肺炎球菌・帯状疱疹ワクチンなどの予防接種に関するご相談がある方は、ナビタスクリニックへお問い合わせください。
法人名 | 医療法人社団 鉄医会 |
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診察科 | 内科・小児科・皮膚科・感染症内科・内分泌代謝科・貧血外来・トラベルクリニック |
診察時間 |
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休診日 | 日曜・祝祭日 |
法人設立 | 2013年2月 |
理事長 | 久住 英二 |
住所 (川崎) |
〒210-0007 神奈川県川崎市川崎区駅前本町26-1 アトレ川崎8F |
TEL | 044-230-0580 |
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