COLUMN2
近年、海外旅行の需要が増加傾向にあります。働き方改革のスタートなどによる連休のとりやすさから、「まとまった休日を海外旅行に費やそう」という方が増えたことも理由の一つです。
海外旅行で訪れる国や地域によっては、数種類のワクチンを接種しなければならないこともありますので、事前に確認するようにしてください。こちらでは、ワクチンの同時接種についてお伝えいたします。
海外旅行の需要は、年々増加傾向にあります。JTBの調査によると、「2019年の夏休みに1泊以上の旅行に出かける人」というアンケートにおいて、国内旅行がほぼ前年と同じであったのに対して、海外旅行に行くと回答した人は前年より多いという結果になりました。
海外旅行の需要が高まっている理由としては、第一に、働き方改革関連法がスタートしたことが挙げられます。年5日の年次有給休暇取得が義務化されたことによって、まとまった休みを取得しやすくなり、海外旅行に行くチャンスが増えているのです。
第二に、連休の多さが挙げられます。2019年は「海の日」「山の日」を含む3連休が、2回ありました。その連休を利用して、海外を訪れる方が増えたのです。他にも、格安航空券が普及してきたことや、格安ツアーの供給が普及したことなども挙げられます。
海外旅行=高い出費になるというイメージが定着していましたが、昨今は航空券やツアー料金の低価格化が進み、行き先や日程によっては、かなり安い料金で海外旅行を楽しむことができるようになりました。気軽に海外旅行を楽しめるようになったことで、低所得者層にも海外旅行への需要が浸透してきているのです。
また、SNSなどのメディアの発展に伴い、発信された情報に従って「実際に現地に行って目にしてみたい!」という需要が高まっていることも、海外旅行の需要の増加に寄与しているものと考えられます。
海外旅行前のワクチン接種は、スケジュール管理が重要です。なぜなら、海外旅行先によっては、複数回ワクチンを接種しなければならないことがあるからです。
複数回接種が必要なワクチンは、接種と接種の間に、ある程度の期間を置かなければなりません。例えば「A型肝炎」のワクチンの場合、2回目のワクチンは2~4週間後、3回目のワクチンは半年~1年後という期間を設けて、接種する計画を立てることになります。
また、渡航先によっては、数種類のワクチンを受けなければならないケースもあります。「数種類のワクチンを同時接種することで副反応が起こるのでは?」といった不安を抱える人もいらっしゃるかもしれませんが、同時接種しても、それぞれのワクチンの効果や安全性は単独接種と比較して変わりません。
医師の判断により、数種類のワクチンを同時接種することが可能ですので、まずは医療機関に相談してみてください。
せっかくの海外旅行を病気で台無しにしないためには、渡航先に応じたワクチンをきちんと接種しておくことが重要です。ナビタスクリニックでは、以下のサービスを提供しております。
健康面でのアドバイスも実施しておりますので、海外旅行前のワクチン接種で不明な点や不安な点がありましたら、ナビタスクリニックまでご相談ください。
法人名 | 医療法人社団 鉄医会 |
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診察科 | 内科・小児科・皮膚科・女性内科・貧血外来・トラベルクリニック |
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法人設立 | 2013年2月 |
理事長 | 久住 英二 |
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