COLUMN2

【新宿】狂犬病予防接種の回数・間隔・副作用について

インフルエンザのワクチン接種は1日で終わりますが、狂犬病の予防接種は1日では完了しません。

狂犬病の予防接種は、ワクチンの種類によって回数や間隔が異なります。そこで、新宿・立川、神奈川で狂犬病の予防接種を行うナビタスクリニックが、回数・間隔についてわかりやすく説明いたします。

狂犬病予防接種の回数と間隔について

狂犬病予防接種に使うワクチンには、国産ワクチンと輸入ワクチンの2種類があり、それぞれ接種回数と接種の間隔が異なります。また、傷を負う前(曝露前)に行うのか、傷を負った後(曝露後)に行うのかによっても、それぞれ接種回数と接種の間隔が異なります。

以下の表は、狂犬病の接種回数と接種の間隔をまとめたものです。

曝露前の予防接種

接種回数 接種の間隔
KMB製狂犬病ワクチン 3回 接種の間隔は4週間に2回(皮下注射)。1回目の接種から6ヶ月~12ヶ月後に1回行う。
GSK社製狂犬病ワクチン
もしくはラビピュール
3回 接種の間隔は0日、7日後、21~28日後の3回(筋肉内注射)。
※WHO方式の0日、7日後に2回の筋肉内注射も考慮。
輸入ワクチン 2回 接種の間隔は1週間に2回(皮内注射もしくは筋肉内注射)。

曝露後の予防接種

接種回数 接種間隔
KMB製狂犬病 ワクチン 6回 受傷当日にまず1回(皮下注射)。 その後、受傷当日から3日後、7日後、14日後、30日後、90日後の間隔で接種。
GSK社製狂犬病ワクチン
もしくはラビピュール
4~6回 【4回接種】
受傷当日に接種部位を変えて2箇所に1回ずつ(計2回)、7日後、21日後に筋肉内注射
【5回接種】
受傷当日、3日後、7日後、14日後、28日後に1回ずつ筋肉内注射
【6回接種】
受傷当日、3日後、7日後、14日後、30日後、90日後に1回ずつ筋肉内注射
輸入ワクチン 2回~4回 受傷当日にまず1回(皮内注射または筋肉内注射)。その後、3日後、7日後、14~28日後の間隔で接種。

※皮内注射とは、皮膚と筋肉の間にある皮下組織への注射。

狂犬病予防接種には、特異的な副反応は見られません。考えられるのは注射部位の腫れ程度です。より詳しく狂犬病の予防接種について知りたい方は、新宿のナビタスクリニックまでお問い合わせください。

副作用と副反応の違いとは?

毛糸でできたクエスチョンマーク

医療用医薬品には、薬本来の目的である作用(主作用)だけでなく、本来の目的とは異なる作用があり、これを「副作用」や「副反応」と呼んでいます。副作用と副反応は似たような意味に捉えられますが、実際には反対の意味を持つ言葉です。

それぞれの違い

決定的な違いは、身体に与える影響の大きさにあります。副作用とは、薬を服用したことによって、不都合で有害な作用が起きることです。

場合によっては、身体に深刻な害を及ぼすことがあります。一方の副反応は、発熱や注射部位の腫れなど、通常見られる反応です。身体に深刻な害を及ぼさない作用を指します。新宿にあるナビタスクリニックでは、狂犬病の予防接種を行っていますが、この際現れる反応は「副反応」であり、「副作用」ではありません。

狂犬病流行地で動物に噛まれた時の対処法

狂犬病の感染が疑われる哺乳動物に噛まれたり、引っ掻かれたりした場合には、24時間以内に適切な対処をしなければいけません。以下、狂犬病の予防接種を受けている方とそうでない方に分けて、対処法を紹介します。

共通して行う初めての対処

  • 傷を石鹸と流水でよく洗い(最低15分以上)消毒する。
  • 受傷後24時間以内に病院で処置を受ける。

※血が出ている場合は、止血をしてはいけません。

狂犬病の対処法

事前に予防接種を受けていない方
  • 24時間以内に狂犬病ワクチンの接種を受ける。
  • 病院で傷の消毒、手当てをしてもらう。
  • 狂犬病ワクチンを計5回接種する。
  • 場合に応じて抗狂犬病免疫グロブリンを投与する。
事前に予防接種を受けている方※
  • 念のため2回の追加接種を行う(受傷当日とその3日後、抗狂犬病免疫グロブリンは不要)。

※受傷前3年以内に予防接種を受けた方が対象となります。

※曝露後のワクチン接種は保険適用となります。

狂犬病の予防接種を受けておくことで、噛まれてしまった際の感染リスクが下がり、処置も簡単になります。新宿で狂犬病予防接種を検討していましたら、ナビタスクリニックにご相談ください。

新宿で狂犬病の予防接種ならナビタスクリニックへ

新宿で狂犬病の予防接種を受けるならナビタスクリニック

狂犬病流行地に長期滞在する予定がある場合には、事前に狂犬病予防接種を受けておくことが望ましいです。狂犬病の予防接種によって、狂犬病の発症リスクを下げ、噛まれた時の対処も手軽に行えます。

新宿のナビタスクリニックは新宿駅近くあり、予約にも対応しています。狂犬病を予防するには、海外渡航前の予防接種が有効な方法となります。

※狂犬病の曝露前の予防接種は保険適用外(自費診療)です。

新宿で狂犬病の予防接種を検討している方はナビタスクリニックへ

法人名 医療法人社団 鉄医会
診察科 内科・小児科・皮膚科・女性内科・貧血外来・トラベルクリニック
診察時間
  • 平日:朝10時 から 午後1時まで/午後3時 から 夜9時まで
  • (午後1時 から 午後3時まで昼休み)
  • 土:朝10時 から 午後2時まで
  • 日祝:朝10時 から 午後17時まで(最終受付 16時)
休診日 年末年始
法人設立 2013年2月
理事長 久住 英二
住所
(新宿)
〒160-0022 東京都新宿区新宿4丁目1−6 NEWoMan(ニュウマン)7階
TEL 03-5361-8383
FAX 03-5361-8384
E-mail info-shinjuku@navitasclinic.jp
URL https://navitasclinic.jp/

ご予約はこちら

新宿 立川 川崎

ご予約はこちら

新宿 立川 川崎

予約