COLUMN2
インドはタージマハルをはじめ、世界遺産や観光地がたくさんあり、日本人の旅行先として人気の国です。しかし、インドと日本とでは衛生面が大きく異なるため、インドに旅行する際は、予防接種など事前に対策しておくべきことがあります。
そこで、インド旅行を計画している方に向けて、インドの基本情報と旅行先で注意すべきポイントを説明したします。
インドの首都はニューデリーです。宗教は全体のおおよそ80%がヒンドゥー教、15%がイスラム教、残りの5%をキリスト教、シク教、仏教、ジャイナ教などが占めています。
インドは1947年イギリスから独立し、広大な土地と人口を活かして着実に経済成長している国です。ヒンディー語の他に、21の言語が使用されています。
GDP成長率6.8%、物価上昇率3.1%という数字からも、インドが着実に経済成長していることがわかります。インドは1991年の外貨危機を契機に、経済自由化路線に転換し経済改革政策を断行しました。その結果、経済危機を克服し、経済成長著しい国になりました。
日本とインドは良好関係にあります。1952年に国交を樹立してから今日まで、計13回の首脳会談を行っており、2014年には両国の関係が「特別」戦略的グローバル・パートナーシップに格上げされました。インドにとって日本は、最も多くの経済支援をしている国であり、両国の関係性は良好なものだと言えます。
一般的にインドは暑いというイメージがありますが、地域や季節によって気候は大きく変わります。7月には西海岸が雨季に入り、9月までは雨が集中して降ります。10月から3月までは乾季に入り、晴天の日が多くなり過ごしやすくなります。
4月から7月は暑気と言われ、インドで最も気温が高くなります。50度近い熱風が吹くこともあるため、肌を露出しないようにしなければいけません。
インドは観光地も多く人気のある旅行先ですが、旅行の際にはいくつか気をつけなければいけないポイントがあります。
インドは野犬が非常に多く、観光地などでも見かけることがあります。野犬は狂犬病の予防接種を受けていない可能性もあり、むやみに触れるのは非常に危険です。インドに旅行する際は、徒歩での行動を避けるか、日本で狂犬病の予防接種を受けるようにしましょう。
インドの衛生面と日本の衛生面を比較すると、圧倒的に日本のほうが優れています。そのため、衛生面には細心の注意を払う必要があります。特に雨季は、細菌の活動が活発になりやすく、食中毒も多く報告されているため十分注意しておきましょう。
インドを含め発展途上国を旅行する際には、感染症に十分気をつける必要があります。A型肝炎や腸チフス、破傷風などに感染する可能性は決して少なくありません。腸チフスに感染してしまうと発熱、頭痛、全身倦怠感などの症状が現れます。
重症化すると意識障害や難聴など後遺症になる可能性があります。腸チフスに感染しないためにも、衛生面に十分気をつけながら、日本で腸チフスの予防接種を受けるようにしましょう。
ナビタスクリニックでは、A型肝炎や腸チフス、破傷風などの感染症予防のための予防接種に対応しています。インドへ旅行する予定がある方は、必要最小限の予防接種を検討してください。
インドは歴史的建造物や観光地も多く、日本からもたくさんの旅行者が訪れている場所です。日本国内は衛生管理が整っており、感染症を患う可能性は低いのですが、インドではそうはいきません。
インド旅行を楽しむためにも、事前に感染のリスクがある予防接種を受けることを推奨します。関東で感染症の予防接種を検討されている方は、ナビタスクリニックにご相談ください。旅行プランにあった適切な予防接種を提供します。
※海外渡航者向けの予防接種は保険適用外(自費診療)です。
法人名 | 医療法人社団 鉄医会 |
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診察科 | 内科・小児科・皮膚科・女性内科・貧血外来・トラベルクリニック |
診察時間 |
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法人設立 | 2013年2月 |
理事長 | 久住 英二 |
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