-台風一過の猛暑で熱中症に注意! 明後日は一転、そろそろインフルエンザの流行開始?!-

2019.09.09

台風15号が過ぎ去った今日明日は熱中症に要注意。でも、その陰ですでにインフルエンザがじわじわ来ています。

 

 

【まとめ】

 

☆台風一過で猛暑となった東日本は熱中症に要注意。なぜ「台風一過」は晴れて熱くなる?

 

☆明後日からは一転、お天気は崩れます。体調を崩しやすくインフルも要注意?! すでに学級閉鎖も。

 

☆この時期になぜ? 報道ステーションに山本佳奈医師が出演。東南アジアでは8-10月が流行シーズン!

 

 

 

台風明けの今日明日は猛暑日に!! 熱中症にご用心。

 

 

9日未明に関東に上陸し、各地で過去最大風速を次々に記録、首都圏の生活に大きな影響を与えた台風15号。しかし午後からは文字通りの台風一過で、全国広い範囲で真夏日・猛暑日となりました。明日もこの暑さが続くようです。

 

 

ウェザーニュース

 

 

日本気象協会

 

 

台風は、熱帯の太平洋上で発生し北上し、西向かって進んだ後に、偏西風によって東に流されて日本にやってきます。台風は、中心に向かって時計と反対周りに渦巻きながら空気が吹き込み、その流れで南からの暑い空気を運んできます

 

 

台風が急速に去った後は、大気中の雲や汚れが一掃されて快晴となります。これが台風一過と呼ばれる現象です。加えて、台風が運んできた暑い空気により、気温が急上昇するのです。

 

 

さらに、フェーン現象により気温が上昇する地域も。

 

 

フェーン現象は、南からの暑い空気が山を越え、熱風として吹き降ろすもの。軒並み気温が上昇します。暑く湿った空気が山の斜面を駆け上がり、その際に水分を雨として降らせ、山を越えて熱く乾いた風となるのです。

 

 

こうして台風15号の去った今日明日は、軒並み猛暑というわけです。

 

 

ウェザーニュース

 

 

熱中症にくれぐれも警戒してください。

 

 

明後日からはぐずついた天気に。じわじわ拡がるインフルにも警戒を!

 

 

ただ、この晴天は長くは続かないようです。日本気象協会によると、明後日は、前線が東北地方を南下し、東北や北陸を中心に厚い雲がかかり、雨模様に。前線へ南から湿った空気が流れ込むため、関東でも大気の状態が不安定になり、雷雨になる可能性もありそうです

 

 

日本気象協会

 

 

気温はやや落ちつきますが、関東を中心にまだまだ30℃越えのところも多く、残暑は続きます

 

 

こうして、熱中症に警戒が必要なほど暑かったり、突然の雷雨に見舞われたりして、体調管理が難しい中、もう一つ気になるニュースが聞こえてきました。

 

 

早くもインフエンザがぽつぽつ流行し始めたようです。首都圏では、8月26~9月1日の定点医療機関あたりの患者数が、前の週に比べて埼玉県で5.3倍、千葉県で3倍、東京都で1.9倍、神奈川県で1.7倍と報告されていますCBニュース

 

 

CBニュース

 

 

東京都の発表によれば、東京都東村山市の中学校(在籍生徒数458人、全13学級)で、今季初の学級閉鎖となりました。1年生の1クラス33人のうち9人が9月2日までに発熱、頭痛、吐き気、嘔吐、腹痛などを訴えて欠席したそうです。

 

 

3日には、静岡県の小学校と保育園でも、過去10年で最も早くインフルエンザによる学級閉鎖となりました。。5日にも、宮城県の小学校や、茨城県の小学校でも、同じく学級・学年閉鎖となっています。

 

 

季節性が薄れているインフルエンザ。山本医師が報道ステーションで解説しました。

 

 

インフルエンザと言えば、乾燥した冬に流行するもの、というのが常識ではないでしょうか。それなのになぜこんな蒸し暑い今から?・・・と思いますよね。

 

 

これについて、ナビタスクリニックで診療を行う山本佳奈医師がテレビ朝日報道ステーションに出演し、解説しました。

 

 

 

 

「インフルエンザは湿度が低くても高くても、感染力はあまり変わらないという調査結果も出ています。夏休みが終わって学校に行く、みんながギュッと集まるので、一人でも感染しているとばっと広がります。こまめに手洗い、うがいをすることが大事です」

 

 

実際、東南アジアでは8-10月、雨季にあたる今がインフルエンザ流行のピークタイでは、今年に入って9月5日までに24万1027人が感染・発症し、17人が亡くなっており、過去5年で最悪の水準と報じられています。

 

 

最近の研究では、インフルエンザウイルスは北半球と南半球を行ったり来たりしながら流行を続けていることが分かってきたそうです。特に東南アジアなど季節性の小さい熱帯亜熱帯地域が、日本で流行していない時期にウイルス温存の役割を果たしているとの見方もあります。

 

 

世界中で人々の移動性が高まり、感染症が飛び火しやすい状況も、日本のインフルエンザの季節性を薄れさせているのかもしれませんね。引き続き熱中症対策を心掛けつつ、インフルエンザも念頭に置いてこまめな手洗い・うがいを励行しましょう!

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