-【現場シンポ報告】ナビタス新宿は女性から外国の方まで、様々なニーズにお応えします(濱木院長講演より)-

2018.11.27

先週末開催「現場からの医療改革推進協議会」 第13回シンポジウムでの濱木珠恵院長の講演をまとめながら、ナビタス新宿院の今をご紹介します。

 

 

【まとめ】

 

☆予防接種の幅広い需要に対応。特に、ガーダシル9(HPVワクチン)やMR・MMRワクチンなど、個人輸入ワクチン需要の大きさ。一方で、国内での周知・情報不足には懸念も。

 

☆働く女性が仕事後に多く来院。日々の診療から、女性の医療の選択権や選択の幅を広げることが重要であることを実感。

 

☆新宿駅直結という立地と、電話医療通訳の導入など対応も充実していることから、日本在住や訪日中の外国人の受診も多数。

 

 

 

HPVワクチン(ガーダシル9)の接種希望者が多数

 

 

近年の傾向としては、HPVワクチンの接種希望者が増えています。ナビタスでは、「ガーダシル9」(9価)を海外から個人輸入して接種しています。公費の方や4価希望の方もいますが、圧倒的にガーダシル9希望の方が多い状況です。(価とは、ワクチンで防ぐことができるウイルスの株数。株とは、ウイルスの種族分類)

 

 

昨年12月に当院でガーダシル9を導入して以来、合計526人、2・3回目接種を含めると、のべ907人が接種されています。導入以前は、ガーダシル4価を受けられる方は月に1~2人でした。ガーダシル9の導入以後、希望者が大幅に増えています。年齢としては20代が中心ですが、40~50代もいらっしゃいます。40代では男性の割合も多いのが特徴です。

 

 

 

何より意外だったのは、中国の方の希望者が非常に多いことです。留学生を中心とした日本在住の方や、わざわざ日本に接種を目的の1つとして訪れる方もいます。相対的に日本人の希望者の方は割合として小さくなり、HPVワクチンの必要性についての正しい知識や情報が、日本の中できちんと伝えられていないのではと懸念されます。

 

 

MR/MMRなど、その他の予防接種にも力を入れています

 

 

もちろん、その他の感染症の予防接種にも力を入れています。インフルエンザや、麻疹・風疹(MR・MMR)など、個人の患者さんへの個別接種はもちろん、企業へ出向いての集団接種も毎年行っています。

 

 

今年は春先にまず麻疹が流行しました。ナビタスでは前もってMR・MMRワクチンを多く個人輸入ししてありましたので、予防接種を希望される患者さんも多く、対応することができました。特に報道があった直後は予防接種希望者が殺到して、当院でもワクチンが不足する事態に。

 

 

 

流行の動向を見て、早めにワクチンを準備し、今後も患者さんのニーズにお応えしていきたいですね。

 

 

オンライン(スマホ)でのアフターピル処方

 

 

アフターピルのオンライン(スマホ)処方今年9月に開始し、現在までに31人の希望者がありました。もちろん、普通にクリニックを受診してアフターピルを希望する人もいますので、アフターピルの需要自体はもっと多くあります。これまでのオンライン処方の半数は都内、その他には長野、京都、福岡などからも希望がありました。

 

 

 

当院では3日以内に服用が必要な「ノルレボ」という緊急避妊薬(承認薬)以外に、5日以内の服用で効果の得られる「エラ」という薬(個人輸入)も用意していますので、急いで発送すれば遠方の方でも間に合います。

 

 

ただ、当院でもオンライン処方はあくまで「苦肉の策」として行っているものです。本来は、市販薬として薬局で、処方箋なしに手に入るものであるべきと考えています。女性自身に選択権がある、つまり、自分ですぐにアクセスできる、手元に置いておける、というのが理想です。それまでの経過措置的という考えで、オンライン処方を行っています。

 

 

新宿から、女性の生活を向上させる医療を

 

 

ナビタスクリニック新宿は、新宿駅に直結した「NEWoMan(ニュウマン)新宿」という商業施設に入っています。NEWoManは「女性が輝き続けることができる経験と価値を提供する」というコンセプト。実際に、多くの働く女性が夕方から夜にかけて、たくさん受診されます。また、当院自体、看護師さん始めスタッフの多くは女性です。

 

 

そうした場所で、先の通りHPVワクチン、MR・MMRワクチン、そしてアフターピルなどの取り組みから、また貧血など働く女性に多い健康上のお悩みへの相談を通じて、女性の医療の選択権や選択の幅を広げることが重要だという思いを強く強くしました。

 

 

外国人の求める立地と外国語対応

 

 

最後にもう1点、外国人の患者さんが多いことも、ナビタス新宿の大きな特徴の1つです。

 

 

新宿はその名の通り、ももともとあった古い環境が創造的破壊によって新しく生まれ変わる、日々新陳代謝を繰り返している街です。新宿駅に乗り入れている路線は、実に12路線に上ります。

 

 

そのため、ナビタス新宿も海外からの旅行者の受診が非常に多くなっています。また、新宿区自体、外国人人口が多く、しかもその9割が労働人口です。

 

 

 

彼らのニーズを満たす立地と営業形態に加え、メディフォン(電話医療通訳)の導入によって、多くの外国語にも対応できるようになっているため、今後も受診される外国人の方は増えると考えています。

 

 

 

以上、これらも新宿で働く方々、女性、そして外国人の方々など、多様な患者さんのニーズにお応えしていきたいと思っています。お気軽にお立ち寄りください。

 

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