-【久住医師コメント】風疹予防は会社ぐるみで 企業負担で従業員に予防接種(NHKニュース)-

2018.10.19

社会人男性の間の流行が現実となってしまった風疹。お父さん、今からでも予防接種を! ナビタスは健康経営企業も応援します!

 

※NHKのニュース映像・サイトはこちら(トップ画像も)。

 

 

【まとめ】

☆風疹の感染拡大を防ごうと、ロート製薬が会社で予防接種を実施。ナビタスクリニックがお手伝いしました。

 

☆働き盛り男性に流行している中、女性社員の不安の声に応えた取り組み。妊婦さんがかかると胎児に先天性障害のリスク。

 

☆従業員とその家族の健康を重んじる健康経営は、新時代の重要な経営戦略。ナビタスクリニックも応援します。

 

 

 

企業内での風疹接種ワクチンも、ナビタスクリニックがお手伝い。

 

 

懸念したように、風疹の勢いが止まりません。今年の患者数はすでに1100人超と、去年1年間の10倍を超えています。中心は、子どもの頃にワクチンを接種していない30-50代の働き盛り男性です。

 

今日のNHKニュースでは、感染拡大を防ごうと、大手製薬会社(ロート製薬)が、希望する従業員を対象に、社内でワクチンを接種する異例の取り組みを始めたと報じられました。

 

実は、この取り組みをお手伝いしたのがナビタスクリニック

 

理事長の久住医師も問診と接種を担当し、「働いている人は医療機関へ行くのが難しいので、会社の中に接種できる場を作るのは非常に有効な対策で、多くの企業で実施してほしい」とNHKの取材に応えました。

 

 

妊婦さんにうつせば赤ちゃんに大きなリスク。女性社員の不安に応えて。

 

 

NHKニュースサイトによれば、女性社員の不安もあり、職場全体で対策をすることが重要だとの考えから実施したとのこと。インフルエンザのように毎年の接種が必要ではなく、一度接種すれば安心して働けることから、今後は従業員の家族も含めて対策を広げていきたい方針だそうです。

 

 

そうなんです。こちらのブログでも、大人の風疹のリスクを2回ほど取り上げました。

 

【Nikkei Style】風疹、実は30歳以上が危険 妊婦や子供以外も予防を(久住医師コメント掲載)

 

大人の風疹が急増中! 胎児を守るには妊娠2カ月前に予防接種を完了させて。

 

 

おさらいですが、大人の風疹は重症化しやすいこともさることながら、さらに怖いのは、妊娠中の女性にうつしてしまった場合胎児が難聴などの障害を持って生まれる先天性風疹症候群の危険にさらされます

 

 

2013年の大流行時には、1年間で 14,344 人の患者と、45人の先天性風疹症候群の赤ちゃんが報告されています。

 

 

現在、40歳~56歳の女性のほとんどは、中学生時代に1回、風疹の予防接種を受けています。それより若い世代では、男女ともに接種を受けています。またそれより年上の世代になるほど、自然にかかって抗体が出来ている可能性が高いと見られます。

 

 

ところが、女子のみ接種を受けた主に40-50代の男性は、まったく免疫獲得の機会がなかった人が多いのです。また、30代は男女とも1回は接種を受けていますが、その後ほとんど風疹ウイルスにさらされずに来ていることもあり、20代以下の2回接種世代よりも免疫が弱まりやすいのです。

 

(国立感染症研究所 「首都圏における風疹急増に関する緊急情報 2018年8月15日)

 

 

そのため懸念通り、30-50代男性に風疹が流行する結果となっています。

 

 

社員と家族の健康を企業が考える時代。ナビタスは健康経営を応援します!

 

 

風疹に対する抗体を持っているかどうかは、検査をすれば分かります。しかし、検査自体に費用も時間もかかりますし、抗体が無かったり弱まっていたりすれば、結局はまたお金と時間を割いて予防接種を受けなければなりません

 

 

そこで、ナビタスクリニックでは、検査よりも風疹ワクチンを含むMRワクチン・MMRワクチンの接種をお勧めしています。特に、これからお子さんを持ちたいと考えているご夫婦や、その周りのご家族には、早めの対応をご提案します。生ワクチンなので、妊娠中は接種NGで、妊娠2カ月前に接種を完了する必要があります。

 

 

さて、こうして積極的に周知が図られていることもあり、だんだんと予防接種の重要性・必要性に対する認識は高まっているようです。しかし、分かっていても仕事が忙しくて時間が取れない、お財布も厳しい、というのが働き盛りのパパ・ママの本音ではないでしょうか?

 

 

その点、従業員とその家族の健康を重んじた今回のロート製薬の取り組みは、実は経営の観点からも評価できるもの。

 

 

価値観が多様化し、特に若い世代では、仕事とプライベートの充実を両立させたいと考える人が増えています。健康経営を評価された「ホワイト企業」は、リクルート市場でも大きな人気を集め、優秀な人材を確保できることが分かっています。

 

そうして優秀な人材を集め、従業員やその家族の健康を重んじるホワイト企業は、取引先や金融機関からも信用を得て、経営的にも好循環が生まれています。企業、取引先、そして従業員とその家族の間に、win-win-winの関係が築けるのです。

 

健康経営は重要な経営戦略であり、新時代の企業経営の常識となりつつある、ということ。ナビタスクリニックも、健康経営を応援します。企業内の予防接種に関心のある方は、是非ナビタスクリニック事務局(042-595-7363)までお問い合わせください。

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